薬剤師国試に落ちる学生の“心のクセ”①|メンタル面の見直しポイント

こんにちは!ゴロ助です。
この記事では、私が学生時代に10点弱足りず薬剤師国家試験に不合格となった経験をもとに、


「これが薬剤師国家試験に落ちる原因になったのでは」と感じた要素

についてご紹介します。

落ちる人の特徴が気になっている人や、反面教師にして落ちたくない人の悩みに答えます。

取り上げるのは、

『成績が伸びる人』
合格が危ぶまれる特徴

・・・というよりは、

『成績が伸びない人』
“ギリギリ合格”するか“不合格”になるかの分かれ目の特徴

に近いです。

以下の3つの視点から10個の特徴をまとめました:

こちらの記事では、メンタルの観点から、1つご紹介します。

勉強方法(7つ)

①勉強方法がブレ続けていた 記事へ飛ぶ

②タイミング・時間・スピードが合っていない勉強法をしていた 記事へ飛ぶ

③無謀な計画をたててしまった 記事へ飛ぶ

④全体像が見えていなかった 記事へ飛ぶ

⑤薬理をしっかり覚えていなかった 記事へ飛ぶ

⑥理解することを怠っていた 記事へ飛ぶ

⑦前日・休憩時間・1日目終了後の過ごし方を決めていなかった 

メンタル(2つ)

⑧テスト形式へ苦手意識ができていた この記事です

⑨諦めを強く感じてしまった 

体調管理(1つ)

⑩体内時計が合っていなかった 

はじめから読みたい方はこちら

あげられた特徴があるからといって必ず不合格になるわけではありません
いくつかの要素が重なったとき、結果的に「落ちるパターン」につながりやすいと感じた特徴です。

要点集

模試が不安の原因になる

  • 成績が伸びないことで「テスト=失敗の場」と感じ、苦手意識が強まる。
  • 本来の実力が発揮できなくなる
  • 不安や緊張により、思考停止・ケアレスミス・時間配分の乱れが起きやすくなる。
  • 不安 → 集中できない → 成績が下がる → さらに不安、という流れに陥りやすい。

模試は“弱点を知る機会”と捉えることが重要

  • 点数が悪くても、改善すれば成長につながる。
  • 苦手意識が強い人は、必須問題など易しい問題から取り組むことで自信回復を図るのも効果的。
目次

⑧テスト形式へ苦手意識ができていた

そうなってしまう背景

勉強を頑張っているのに、模試の成績が思うように伸びないと、

これだけやってもダメなのか・・・

と、本来は「自分の実力を確認する機会であるはずの模試
不安をあおる存在になってしまいます。

またできなかったらどうしよう

模試が近づくたびに緊張したり、
模試を受けるのが憂うつに感じたりするようになることも少なくありません。

次第にテストそのもの苦手意識が生まれやすくなります

良くない理由

テスト=自分のダメさを突きつけられる場と感じるようになると、
実力があってもそれを発揮できなくなってしまいます。

例えば、問題を解く前から

どうせできない。。

と思い込み、思考が止まりやすくなります

さらに、不安や緊張が高まることで、
普段はスムーズにできていた計算や暗記が出てこなくなり、
ケアレスミス時間配分の乱れを引き起こすこともあります。

模試本来の力が出せないと、

国試に受かる気がしない

また失敗するかもしれない


といった不安に支配され、勉強への集中力も落ちてしまいます。

苦手意識から、
過去問演習も形だけになってしまい、
手応えを感じづらくなることもあります。

結果として、成績はさらに低迷し、
「どうせダメ」という思考から抜け出せなくなる
そんな悪循環に陥る危険があります。

ゴロ助の経験談

私は、模試の成績がなかなか上がらず、
テストはいつも憂うつでした。

そして、「テストが苦手」と決めつけてしまい、
焦り不安、そして諦めの中で、
勉強法を変えては迷走し、
結局どこにもたどり着けなかったように思います。

同じような成績だったのに、
少しずつ成績を伸ばしていった子は、
落ち着いてコツコツ進んでいたように見えました。

対策案

もちろん、模試は自分の実力を把握するために大切なツールです。

でも同時に、あくまで「模擬試験」だという視点も持っておくべきだと今では感じています。

もし模試の点数が悪くても、

今回はたまたま自分の苦手な部分が出ただけ

できなかったところを勉強し直せばいい


そんな風に気持ちを切り替えることができれば、模試はむしろ成長のチャンスになります。

模試で間違えたからこそ気づける“穴”があります。

もし正解していたら自分の弱点に気づかずに終わっていたかもしれません。

本番で抜けていたら…と考えると、
模試で出てくれて良かったとすら思えます。

模試は敵ではありません。

不安に引っ張られすぎず、
「薬学部に合格し、定期試験も結果的に通ってきた自分」を信じることも大切です。

今の自分足りない部分知り
それを一つずつ埋めていける力あると、
信じてあげてください。

苦手意識が強くなってしまっている人は、
必須問題だけ繰り返し解くなど、
難易度を下げた演習をしばらくしてみるのもよいかもしれません。

まとめ

模試で思うような結果が出ないと、自信をなくしたり、
テストに対して苦手意識を持ってしまうのは自然なことです。

ですが、テストは、あなたの努力を否定するものではありません

本番一か月前の模試が、E判定の下層だとしても合格の未来はあります
模試と正しく付き合って、頼もしい味方として、合格へ導いてもらいましょう。

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