薬剤師国家試験に【落ちる社会人】の特徴 9選

こんにちは!ゴロ助です。
この記事では、私が働きながら薬剤師国家試験に挑戦して、2度不合格となった経験をもとに、


「これが薬剤師国家試験に落ちる原因になったのでは」と感じた要素

についてご紹介します。

落ちる人の特徴が気になっている人や、反面教師にして落ちたくない人の悩みに答えます。

落ちる特徴を少し意識しながら、難しい社会人受験をぜひ成功させてください!

目次

“社会人ならでは”の薬剤師国家試験に落ちる特徴ってなに?

こちらの記事で社会人と学生の違いについてご紹介しました。

この記事からもわかるように、「働きながら」の受験となると、
勉強時間」、「勉強の質」、「メンタル
をいかに確保できるかが重要です。

それらを確保できなくなる特徴9選をご紹介します。

特徴①「断ろうとしているのに」誘いを断れない

「同期との飲み会」や「先輩との食事」など、
社会人になると魅力的なお誘いがたくさんやってきます。

しかし、断るつもりで意気込んでいても、断れない場面は多いです。

勉強しなきゃいけなかったのに…

と自己嫌悪に陥ることもあります。

「断ろうとしない」勇気をもって、
最初から参加ありきで成り立つ勉強計画を立てることが大切です。

現実的な計画を立てるために、予備校や講師のサポートを受けるのも有効です。


社会人が国家試験に合格するために意識したい「人付き合い」と「軸の持ち方」〈社会人向け〉

特徴②他人が気になる

国試に落ちた人としてどう見られているんだろう

同期はどんな仕事を任されてるんだろう

同じ職種で働く同期は、自然と比較の対象になりがちです。

“他人の目”が気になり始めると、
国試の勉強にも集中できなくなり、徐々に勉強の総時間が減ってしまう…という悪循環に陥ることも。

自分の中での“誇れる選択”を意識することで、
他人の視線から少し距離をとれるようになります。

特徴③切り替えが苦手

社会人になると、自由に使える時間は限られてきます。

出勤前、昼休み、移動中、帰宅後──
そうした“スキマ時間”をどう活かすかが、国試合格のカギになります。

直前までやっていた仕事や生活のタスクをうまく断ち切り、
気持ちも勉強モードに切り替えることが、時間の最大化につながります。

また、作業と休みを切り替えて、十分に休息することも重要です。

なぜ切り替えられないか分析しながら工夫していくことで対策していきましょう。

特徴④環境の変化に弱い

社会人としての生活が始まると、職場・人間関係・住環境など、
あらゆるものが一気に変化する人もいます。

これらはすべて、新鮮で刺激的である一方、
心と体に負荷がかかる要因です。

すぐに変化に強くなることは難しいです。

少しずつ対応力を上げるために、
生活のリズムを整えたり、体力を養うなど小さな積み重ねが重要です。

特徴⑤独学でやる

限られた時間、疲れた体、そして多くの責任──
そんな中で合格を目指すには、効率と戦略が何よりも重要です。

合格体験記を参考に、成功したポイントを押さえるのはもちろん、
失敗したポイントも併せて確認して、事前に備えることも重要です。

予備校を活用して、プロの視線で質の高い勉強計画を組んでもらうことも、
合格への近道となります。


社会人受験で限界を感じたら──「独学卒業」で勉強の質を高めよう〈社会人向け〉

特徴⑥自宅だけで勉強する

今日はちゃんと家でできそう!!!

という謎の自信で、自宅でぼんやり勉強した経験はありませんか?

家は移動時間も費用もかからないので、効率的と言い訳しがちです。

貴重な時間を使って質の高い勉強をするために、
家以外の場所で勉強することも大切です。

「周囲に作業している人がいる」「お金がかかった」という環境は、
勉強に対して良いプレッシャーをくれることがあります。

特徴⑦やる気を持続できない

社会人受験は、孤独な戦いになりがちです。

また、仕事に打ち込めば上司からの評価は上がり、昇進も見えてくる。

免許がなくても今の仕事はできるしなあ・・・

仕事に追われる中でそんな考えがよぎることもあります。

やる気を持続させるには、短期的な目標や習慣づくりが効果的です。
また、免許を持っている自分がもたらす前向きな未来を思い描くのも大切です。

やる気が無くても、「やっていることが当たり前」に持っていくことが、続けるコツかもしれません。

特徴⑧割り切れない

社会人として国試に挑戦することは、本業との両立が前提です。

「仕事は仕事、勉強は勉強」と頭では分かっていても、
実際はその境界が曖昧になってしまうことがあります。

どちらも中途半端に感じて、心がすり減ってしまう人もいるでしょう。
実際に、私が社会人受験を辞めた最大の理由となりました。

どこかできっちりと、「区切る意識」を持つことが大切です。
なにかあっても、心の中で自分を責めすぎず、「できる範囲でやる」と決めておく。

また、仕事の責任がまだ軽いうちに国試を突破してしまうというのも一つの戦略です。


社会人が国家試験に挑戦するときの【割り切れない心】の扱い方〈社会人向け〉

特徴⑨覚悟を決めていない

どの資格試験にも共通して言えることですが、

何年かかけて合格する予定

今年、できれば受かりたい

こうした曖昧な気持ちでは、合格に近づくのは正直かなり難しいです。
特に、仕事と両立しながら受験する場合、その厳しさは想像以上でした。

だからこそ――

絶対に必ず今年合格する

そう覚悟を決めることが、選択や行動を変える大きなきっかけになります。

また、受験していることを周囲に伝えている場合、
発言に覚悟があるかどうかで、相手の受け取り方も大きく変わります。
それは、周囲からのサポートの質にも影響します。

短期決戦で合格をつかむためにも、「覚悟を固めること」を意識してください。

まとめ

社会人として国家試験に挑戦する道のりは、
学生時代とはまったく異なる環境の中で進められる孤独な戦いです。

そこで必要なのは「無理のない戦い方を見つけること」だと思います。

うまくバランスをとりながら、合格をつかみ取ることを願っています。

リンクのコピー
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次