「青本、終わる気がしない…」と感じたあなたへ。突破のカギは【全体像】を掴むこと。

要点集

全体像が見えないと知識がつながらず、勉強が非効率に。
おすすめ①要点集で全体を俯瞰し、必須問題で広く浅く触れる学習。
おすすめ②出題基準をざっと確認
試験範囲が広いときこそ、“全体”から入るのが鍵。

目次

はじめに:国家試験の範囲広すぎませんか?

こんにちは!ゴロ助です。

初めて青本を全部手にしたとき、思わず、

え、これ本当に終わるの…?


と固まったことを覚えています。

1科目ずつ丁寧に進めても、次から次へと続く未知のページたち。

まるで出口の見えないトンネルを歩いているような、果てのない不安に包まれていました。

国家試験は“複合的”。
だからこそ、全体が見えないとつながらない。

薬剤師国家試験は、単なる暗記ではなく、科目横断的な理解を求められる問題が多い試験です。

そのため、

教科ごとに真面目に勉強しているのに成績が上がらない

学んだ知識がどこか「バラバラ」のままに感じる

そんな感覚に陥り、モチベーションが下がってしまうこともあります。

ゴロ助の不合格体験談:つながらない知識のまま本番へ

私が不合格だった年を振り返ると、
「今、自分が全体のどこをやっているのか」がまったく見えていませんでした。

出題された問題に対しても、

これはどこの話?

何の知識を問われてる?

という感覚が曖昧で、ただ問題を処理するだけになっていたと思います。

どうすればいいかわからない・・・

そう思いながら本番当日を迎えました。

当時の私は、「全体像が見えると勉強がラクになる」なんて考えたこともなかったです。

でも、全体が見えるようになったとき、理解のスピードと深さが一気に変わったのを実感しました。

例えるなら、幹のない枝を集めていたのが、
幹が見えてからは枝をどこに伸ばせばいいか分かり、
記憶も自然と整理されていく感じです。

私は合格できた年は、「要点集」を活用して、全体の流れをつかみました。

それによって、それまで「何を聞かれているかもよく分からなかった問題」に対しても、
問題が“何を問いたいのか”という“意図”のようなものが見えるようになりました。

知識がまとまり、記憶の定着も一気にスムーズになりました

対策案:実践して効果を感じた学習法

対策① 要点集で“全体の流れ”を掴む

最初は細かく覚えようとせず、内容を理解して、「全体マップ」を頭に描く感覚で活用します。

学習中も「今、全体のどの位置をやっているのか」を確認しながら進めると、より記憶に定着します。

対策② 必須問題の演習を繰り返す

必須問題の演習を繰り返すことも有効でした。
理論問題よりも負担が軽く広い範囲に触れ続けるのにコスパが高い学習法でした。

教科別に学習していると、前にやった内容を忘れてしまいがちですが、
必須問題だと、全教科に触れ続ける安心感があります。

③出題基準をざっくり眺めておくのも効果的

厚生労働省が薬剤師国家試験のページで公開している
薬剤師国家試験 出題基準(シラバス)をざっと見てみるのもおすすめです。

「こんな範囲が問われるんだ」と知るだけでも、
学習の軸がブレにくくなる気がします。

また、青本などの予備校教材には、
この出題基準に対応した「出題実績表」がついているものもあります。

それを見ながら、「自分の学習がどこにリンクしているか」を時折確認するだけでも、1つの整理になります。

まとめ:試験範囲が広いときこそ、「全体→細部」の順で攻めよう

試験範囲が膨大だからこそ、“細部”よりもまず“全体”から入ること。
それが、理解・記憶・戦略──あらゆる面で効果的だったと、個人的には感じています。

迷子になりそうなときは、まず「地図」を広げること。
それが、私にとっては大きな合格へ一歩でした。

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