
この記事の目的は【免許不要な人が落ちてから後悔しないように実例を知る】です。
「就職先で免許が必要ない人」や「免許を使わず働いている人」におすすめです。
今の職場で免許が不要でも、さまざまな面での不利を長期にわたり引きずることも。
「“今”取る」ことしか、未来の自分は守れない。
はじめに:薬剤師国家試験が近づいてきたのに
別に資格は無くてもなんとかなる
他にもやりたいことがある
そう思って、ついモチベーションが落ちている方、いませんか?
今回は“免許が直近必要ない”状態でも、「不合格で辛かったこと」7つと「合格して良かったこと」5つを実体験に基づいてご紹介します。
不合格だった時に待つ辛さ7選


免許を使わなくても、不合格だったという事実は、想像より足を引っ張ってきた気がします。
辛さ①努力が報われなかった虚無感におそわれる


たとえ「正直受からなくても問題ない」と思っていた人でも、国試のために費やした時間は膨大です。
「何のために頑張っていたのか」「気力が出ない」という状態に陥ることも少なくありません。
長い期間、体力、集中力を注ぎ込んだにも関わらず、「不合格」という結果で終わったときの虚しさは想像以上。
私は、努力しても報われないから頑張るのが怖い感覚が長く続きました…
辛さ②周囲への申し訳なさと視線が気になる


今まで関わった多くの人が、合格を応援してくれます。
にもかかわらず、その人たちに不合格の報告をしなくてはなりません。
「申し訳なさ」や「恥ずかしさ」はエンドレスで押し寄せてきます。
不合格後は、自己嫌悪や羞恥心に苦しめられ続けることに…
がっかりさせたくなかったり、恥ずかしかったりして、報告すらできなかった人もいました。
辛さ③仕事と勉強の板挟みが続く


本業が忙しい人は、「再受験のための生活設計」を立て直すことは大きなストレスになります。
国試をきっぱり諦めて、活躍する人もいますが、
膨大な時間とお金を払った気持ちもあり、受験を諦めること自体が非常に難しいです。
勝手に板挟まれているのですが、挑戦している間はずっと心が割り切れない状態でした。
辛さ④「自己肯定感の低下」と「自分だけが遅れている苦しさ」


なにかあった時に「やっぱり自分はダメなんだ」と、自分を責める思考ループに陥りやすくなります。
また、再受験を決めた場合、周囲の同期や後輩がキャリアを進めていくなか、
自分だけが取り残されている感覚になることも。
自分だけ足踏みを続けている苦しさと、戦い続けなくてはなりません。
働いていると、周りに受験をする人は1人もいませんでした。なにもかもが中途半端になっていきました。
辛さ⑤勉強に対して心のハードルが上がる


国試じゃなくても、勉強の機会は、これからも訪れます。
“不合格”は、記憶に深く刻まれ、前と同じ気持ちで勉強をスタートできないのが現実です。
働いていると、社内試験が強制されることも…どうすればいいのかわからなくて、今まで以上に迷走し続けてしまいました。
辛さ⑥“落ちた人”という1つの評価基準となる


「薬学部を卒業していれば薬剤師」というイメージがあるのが一般的です。
新卒の合格率は8割を超えます。
国家試験に落ちると、「能力が劣る人」と受け取られてしまうリスクは避けられません。
そのレッテルが助けてくれることもあります。勉強が苦手でも、仕事で求められる能力があれば、問題ないことも…!
辛さ⑦時間とお金が想像以上にかかる


教材の購入、予備校の講座、模試の受験など、費用は合計で100万円近くに及ぶことも。
また、1度で合格していれば使わずに済んだ貴重な時間も、再受験に費やされていきます。
長引けば長引くほど、時間もお金もどんどん消えてしまうのです。
諦めてしまった方が、挑戦している分野で高くジャンプできる気さえしました。
合格して良かったこと5選


合格は良いことしかない!とわかっているとはいえ、「ただの合格」に見えがちです。
免許が必要ないとしても、免許以上のものが得られます。
良さ①将来の選択肢が広がる


「薬剤師になれる」安心感は絶大。
現在の職場で免許が必要なくても、「転職」「異動」で、薬剤師免許が道を増やします。
薬剤師免許の有無で待遇や評価が変わるケースも。
良さ②「やればできる」自信がつく


模試がA判定ですら不安になる国試に合格する経験は、圧倒的な自信につながります。
社会人で合格した場合は、「本業との両立を乗り越えた達成感」が、人生の財産に。
薬剤師国家試験合格は、自分の中で“確かな誇り”となりえるのです。
良さ③ 周囲からの信頼が増す


「薬剤師資格を持っている人」として見られると、発言の説得力が変わります。
合格が、専門性や責任感の証明になるのです。
良さ④納得して次の人生に進める


「もう試験を受けなくていい」「自分の努力が報われた」という実感は、想像以上に心を軽くします。
未練や後悔を抱えず、安心して次のステージに進めるのは大きな価値です。
良さ⑤ 応援してくれた人を安心させられる


合格を切に願っている人たちに安心してもらうことができます。
「本当に良かったね」と涙ながらに言ってくれる声が、自分の努力の意味を教えてくれることも。
前職の同期から次々連絡が来たときは、心配させてたんだなと実感しつつもとても嬉しかったです。
まとめ:今すぐ必要ないからこそ「今」取るべき
- 努力が報われなかった虚無感におそわれる
- 周囲への申し訳なさと視線が気になる
- 仕事と勉強の板挟みが続く
- 自己肯定感の低下と“自分だけが遅れている感”
- 勉強に対して心のハードルが上がる
- “落ちた人”という1つの評価基準となる
- 時間とお金が想像以上にかかる
- 将来の選択肢が広がる
- 「やればできる」自信がつく
- 周囲からの信頼が増す
- 納得して次の人生に進める
- 応援してくれた人を安心させられる
免許が必要な人でも、不合格で失われるものは大きいです。
合格は「今の自分」にも「未来の自分」にも価値をもたらします。
“いつか取ろう”という考えを捨てて、今こそ合格をつかみとりましょう。