社会人は“変化疲れ”との戦い「変化に強くなる習慣術」

要点集

社会人生活の開始は、住環境・人間関係など大きな変化のはじまり
特に変化に敏感な人は、ストレスで心身の不調につながることも
対策として、生活リズムの固定や軽い運動、他者とのつながりが有効。なぜ有効なのか意識して、小さな習慣の積み重ねが重要。

目次

はじめに:環境の変化は大きな負荷に

社会人生活が始まると、さまざまな面で変化が押し寄せてきます。

  • 初めての一人暮らし
  • 職場での新しい人間関係
  • 異動・配属などによる役割の変化

これらは成長の機会であると同時に、ストレスの連続でもあります。
この“目に見えない疲労”は積み重なり、
体調不良・不眠・モチベーション低下といった形で現れることも。

ゴロ助の経験談

私自身、社会人1年目で一人暮らしを始めた頃、
想像以上に「心身がついていかない」という感覚に苦しみました。

新しい仕事、新しい住まい、新しい人間関係。
すべてが未知で、無意識のうちに緊張していたのだと思います。

週末は体調を崩して寝込むこともあり、なにもできない自分に焦りを感じ、
さらに体調が悪化するという負のループに入ってしまいました。

ちょっとした対策案

変化にすぐ強くなるのは難しいかもしれません。

でも、前もって小さな積み重ねを習慣化しておき、少しずつ対応力を上げていくことは可能です。

当たり前の行動ばかりですが、生理学的な意味を知って意識することも重要かなと思い、まとめてみます!

①生活のリズムを整える

規則正しい生活は、自律神経とホルモンバランスを安定させることで、
ストレス耐性を高める効果があります。

まずは、毎日の起床・就寝時間、食事の時間をできるだけ固定して、
生活に“基準点”をつくることが大切です。

実践のポイント

  • 起床・就寝時間を一定にする
  • 朝日を浴びる
  • 就寝90分前からスマホをやめる

かくいう私は寝る前のスマホがやめられません・・・
むしろスマホをいじっていた方が寝つきが良いとすら思っているので、
せめてもの足搔きとしてナイトモードを使っています。

【暗闇で寝る前にスマホを使うリスク】
ブルーライトは網膜から脳に信号を伝え「今は昼間」と錯覚させ、メラトニンの分泌が抑制されるリスク
暗所では、明所に比べてピントを合わせにくいため、より眼精疲労するリスク
斜視になるリスク

②軽い運動で体力と気力を養う

ストレス耐性を高めるには、体力づくりも効果的です。

適度な有酸素運動(ウォーキングなど)は、ストレスホルモンのコルチゾール分泌のバランスを整えてくれるそうです。

運動によりコルチゾールの分泌が促進され、運動をやめると減少します。

いや運動で促進されてるじゃん!

とおもいきや、有酸素運動が習慣になると、
身体が、適度なストレスとコルチゾールの分泌コントロールに慣れていってくれるそうです。

運動習慣のある人は、仕事などでストレスに直面したときも、
コルチゾール分泌を適切に行うことができ、
心身のバランスが維持される仕組みになっているといわれています。

また、運動により、記憶に関連するBDNF(脳由来神経栄養因子)やIGF-1なども分泌が促進されます。

1回の運動で効果が出るわけではないため、まずはお散歩から始めてみるなど、
スモールステップの継続で、習慣につなげていきましょう。

実践のポイント

  • 朝に10分だけ散歩
  • 昼にストレッチを1セット
  • Youtubeの短い宅トレを行う


③つながりをつくる

「一人で頑張らなきゃ」と思い込んでしまうとしんどくなることも。
自己開示と共感はストレス緩和の効果があります。

友人や家族と話すだけでも、ストレス軽減の手段です。

他の勉強であっても、頑張っている人とつながると、自分のやる気も引き出されますね!

まとめ

環境の変化による影響は、自分には避けられないことですが、
勉強が止まってしまう原因になるのはもったいないです。

小さな習慣を積み重ねて大きな変化に対抗していきましょう。

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