
この記事では、【E判定レベルから合格ラインレベルに成績を上げるために行った勉強方法を選ぶ手順と具体例】がわかります。
「勉強方法を悩んでいる人」や「なにをしたか具体的に知りたい人」におすすめ!
こんにちは!ゴロ助です。
全国統一模試Ⅲ 「E判定」(120点以下/345点、下位2%)から109回国試をギリギリ合格するための「勉強方法をどう選んだか」をご紹介します。
1日中勉強できる環境で1か月ちょっと勉強した結果となります。
走り出す前の準備も重要
準備 編
どんな勉強方法を選ぶかより納得できるかが重要
実際にやった勉強方法の選び方 編(イマココ!)
具体的な方法は自分に合ったものを選ぶべし
具体的な勉強方法 編
計画は変更ありき
具体的なスケジュール 編
1か月の勉強以外の蓄積について
忘れてしまった知識は役に立たないのか 編
最後の1か月だからこその揺れへの対処法も重要
最後の1か月のメンタル補強方法 編
同じ成績で違う結果を出したおおまかな違いを紹介
E判定から合格する人と不合格になる人の違い 編
国試当日の具体的な実録
国試当日の実際の記録 編
どんな方法を選ぶかよりも、どう選ぶか。


E判定から1か月で合格を目指すためには、「いかに自分が選んだ勉強方法に納得できるか」も重要です。



これで本当に大丈夫なのだろうか……
と不安になってしまう時間を、可能な限り削減できます。
この勉強方法が良いんだ!
ではなく、
へー、こんな風にコイツは決めたんだなー
という観点で見てください!
勉強方法を迷った時の対策の1つを使って検討しました。
この方法です!
勉強法を探し続ける人へ。不合格にならないための3つの方法
まずは自分に合いそうな勉強方法を検索!


1か月で急成長した人の中で多かった勉強方法は、
青問、回数別、領域別 のどれか、または複数を使って、問題演習をできるだけ繰り返す。
とにかくサクサク回す。
(例 周回目安は5回 回数別の年数目安は5~10年分)
- 難問は飛ばす
- 1周目で解説がわからなくても気にしない
- 自信をもって解けるようになった問題はやらない
などが言われていました。
それぞれの能力や積み重ねは、かなり違いがありそうです。
1周目について
過去問演習は、1周目に時間をかけすぎずに、全教科(全年度)を1週間弱で回すと、複数の周回が可能です。
わからない問題を考えこんだら、間に合いません。
1周するだけでも、重要な部分は何回も出てくるので、「どんな問題が出るようになるのか」がわかるようになって、
自然と解説も理解できるようになり、知識が頭に入ってくるそうです。
ただし、じっくり1周やって、合格が見えるくらい伸びた人もいました。
↓理解できるところはしっかり理解!
「とりあえず覚える」は危険!【理解】に時間をかける意味と対策
周回する工夫の例
周回するために、工夫をしている人もいました。
例①段階的にやる
- 【1周目の1/3】
- 【1周目の1/3】の復習(2周目)+『1周目の続き1/3』
- 『1周目の続き1/3』の復習(2周目)+<1周目の残り1/3>
- <1周目の残り1/3>の復習(2周目)+【1周目の1/3】の復習(3周目)
などのように重ねながら周回していく。
こうすると、1周目と2周目をほぼ同時に行えます。
周回するほど必要な時間も減っているので、わりと現実的。
自分の忘却のタイミングに合わせられたらなお良しです。
例②難問は飛ばす
正答率60%以上の問題だけ解く。時間があったら、それ以外も解く。
例③奇数問題だけまず解く
奇数問題だけ全教科まず1周して、その後に偶数問題を1周する。(または奇数問題/偶数問題のみを周回する)
既出問題が20%アレンジされて出題されることを考えても、過去問は重要です。
問題演習が勉強に効果的な根拠、知ってる?【過去問演習の効果】
ゴロ助が実際選んだ勉強方法


問題演習をやった人が大多数の中で要点集を選びました。
- 要点集の内容をひたすら覚える
- 必須対策問題集を解く
- 青本の表紙の公式を覚える
時間的に可能であれば、
- 回数別を解く
正直、E判定から要点集主体で合格というのはあまり見なかったです…
要点集中心だとしても、領域別をやっていたり、直前講習を解いていたりしました。
繰り返しますが、正解の勉強法というわけではありません。
勉強方法を選んだ根拠(ゴロ助の場合)
- 自分の状況のたな卸し
- 到達地点の確認
- 勉強方法検討(メリット・デメリット洗い出し)
- デメリット補完方法検討
- 決定
という流れで選んできます。
Step①自分の状況のたな卸し


人によって異なりますが、勉強方法を選ぶ上で必要な自分の情報をあげていきます。模試の活用でより詳細になります。
残された時間
1か月(生活面以外は1日中勉強可能。MAX 16時間/日)
現時点の知識量
知識はほぼ無(模試E判定最下層)だが、



あー、こんなんあったあった!あった…?



たしかにこういうの問われたような気もしなくもない…
とはなる。
- 現状は、必須問題も足切りの可能性すら非常に高い。
- 記憶に残っていなくても、過去問を解いた経験はある。
自分の特性
- 暗記が苦手。
(特にばらばらな知識、意味のない言葉が苦手。過去問を1周解いただけだと、ほぼ覚えられない) - 情報の取捨選択が苦手。
(過去問の解説をすべて重要だと感じてしまったり、周辺知識をどこまで追えばいいか判断できない) - 問題から類題を推察する力が弱い。
- 心配性。
(難問を飛ばしたりすると、そこの知識が易問ででるんじゃないかと不安になる。) - エピソード記憶が頭に残りやすい。
経験から推測される所要時間
1周目からスピード上げていくと、なにも頭に残らない不安で発狂しそうな予感がしたため、1周目は時間がかかると予測。
- 過去問1年分1周目に1週間弱
- 領域別/青問1教科1周目に1週間弱
- 要点集1教科1周に2日~3日
苦手教科・得意科目
- 圧倒的苦手は化学。
- 比較的得意は法規。
- 模試で平均点とのギャップが一番大きかったのは薬理。
Step②到達地点の確認


出題要綱などの確認。
- 例年の合格最低点は6割~7割。
- 例年は正答率60%以上の問題が7割程度出題される。
ここから、私が現実的に目指せる到達地点は、
- 正答率60%以上の問題を確実に正答すること。
注意点は、
- 大量のぼんやりした知識ではなく、少量でも確実な知識を身に着ける。
- 化学は、苦手ではあるけれど、当日の平均点も低い傾向があるので、あえて時間を割かない。
選択肢のすべてが、「あ、これやったことあるなー…」とわからないよりも、1つの選択肢だけでも「これは確実に間違っている」とわかる方が得点につながります。
↓時間があるなら薬ゼミの動画は見るべきかも!
今さら聞けないけど知らないとマズい薬剤師国家試験の基本のキ
Step③勉強方法検討


本当は、青問/領域別の周回をしたい…!
ただ、自分の性格から1周目にこだわりすぎて、青問/領域別だと周回ができないリスクが高いと判断。
(周回が目的ではなく、周回による知識の定着が目的です。)
そのため、自分にとって合格の可能性があると考えられた勉強方法は、
- 回数別3~5年分を周回
- 必須問題10年分を周回
- 要点集を周回
回数別3~5年分周回の検討
回数別を周回する自分にとってのメリット・デメリットを上げます。
メリット
- 出題傾向が分かる。
- 本番の約20%が既出問題のアレンジ。
- 多くの人が過去問を完璧にすれば絶対合格すると言っている。
- 問題演習は記憶に効果的。
- 過去問周回で、卒試・定期テストや資格試験を合格できたという成功体験がある。
- 解説が豊富。
- 1日で複数教科に触れ続けることができる。
デメリット
- 所要時間として【問題を読む+考える+解説を読む+理解できないところの青本を探す+青本を読む+メモする】が必要。
- 難問はさらに時間がかかり、飛ばすと知識の穴となる可能性(勝手にそう思いこんでしまう)がある。
- 初見では解説の重要部分がわからない。
- 科目としては、ばらばらで知識が入ってくる。
- 推定所要時間を考えると数年を周回できるかは希望的観測。
必須部分だけ10年分周回の検討
必須問題を周回する自分にとってのメリット・デメリットを上げます。
メリット
- 1周に時間があまりかからない。
- 必須足切り対策になる。
- 基礎固めになる。
- 1日で複数教科を触れ続けることができる。
デメリット
- 知識量が足りないかもしれないと不安が残る。
- 科目としては、知識がばらばらで入ってくる。
- 必須以外の出題傾向を知ることができない。
- 20%既出問題がアレンジ出題されることの恩恵をあまり得られない。
- 計算問題の対策ができない
要点集の周回の検討
要点集を周回する自分にとってのメリット・デメリットを上げます。
メリット
- 国試を研究している薬ゼミが「絶対におさえておかなければならない」とお墨付きをくれている。
- 読む部分はすべて知識として必要なところ。
- 科目として、体系的に学べる。
- 1周にあまり時間がかからない。
- 要点集主体で合格したという人がいるとネット上でたまに目撃する。
デメリット
- 多くの人が要点集だけでは足りないと言っている。
- 問題形式ではないため、暗記の際のテスト効果が活用できない。
- 問題形式ではないため、問題が解けるようになっているのか把握できない
- 出題傾向がわからない。
(過去問をやって初めて「あ、そこがでるのね?!」とわかる。) - 20%既出問題がアレンジ出題されることの恩恵を得られない。
- 最初の方は、複数教科を触れ続けられない。
- 計算問題の対策ができない
“要点集を使って合格した私”が思う要点集の良いところ・足りないところ
Step④デメリットの補完方法検討


補完できそうなデメリットは、次の5つでした
出題傾向がわからないデメリットの対策(必須部分のみ、要点集のデメリット)
直近で統一模試Ⅲを全集中で受けたこと、また、微かな今までの経験があるということで置いておく。
↓全集中の模試の受け方はこちら
【模試の点数】に落ち込む前に知るべき“向き合い方”|“結果”より“活かし方”が勝負を分ける
科目としてバラバラに知識が入ってくるデメリットの対策(回数別、必須部分のみのデメリット)
【回数別のデメリット対策】
年度をまたいで教科ごとにまとめて解く。(結局領域別になってしまう。)
【必須部分のみのデメリット対策】
薬ゼミの必須対策問題集を活用する。
1日で複数教科に触れられないデメリットの対策(要点集のデメリット)
青本の表紙の裏にまとまっている公式を毎晩確認する。
問題形式ではないデメリットの対策(要点集のデメリット)
- アクティブリコール、ファインマン・テクニックを意識する。
白紙の状態から自分で説明しようとしてみてから、読み直すことで、疑似問題形式にする。
余白にちょっとした1問1答を作っておく。 - 比較的テンポよく進められそうな薬ゼミの必須対策問題集でアウトプットの練習をする。
↓アクティブリコールはこちら
問題演習が勉強に効果的な根拠、知ってる?【過去問演習の効果】
↓ファインマンテクニックはこちら
「とりあえず覚える」は危険!【理解】に時間をかける意味と対策
計算問題がないデメリットの対策(必須問題集・要点集のデメリット)
計算問題だけに集中できる日を設ける。
勉強方法の最終決定理由


自分の状況やメリットデメリットを考えた上で、
「到達地点に必要な知識をできる限り定着すること」を最重視して、
「自分のメンタルが安定して走り抜けられる勉強方法」を最終的に選びました。
最終決定は【要点集、必須対策問題集、青本表紙裏、(回数別)】です。
知識定着のために


知識を定着するために、
- 確実に周回できること
- 知識がバラバラではなく、体系的に入ってくること
- 理解できる部分は理解すること
- 自分が不安で止まってしまわないこと
が、私には必要でした。
「青本、終わる気がしない…」と感じたら|突破のカギは【全体像】を先につかむこと
メンタルを安定させるために


当時は、問題文にしろ解説にしろ「読む」という時間すら惜しくて、ほんのわずかな無駄も不安につながりました。
その点、要点集は、「絶対におさえておかなければならないところ」をできる限り最小限の文字数でインプットできる教材。
過去問をやった時の、「あ、そこがでるのね?!」「この辺よく出る!」などを経験できないため、不安はありましたが、



「絶対におさえておかなければならないところ」は、どんな勉強方法をやるとしても、最低限必要な知識ということ!
そうメンタルを安定できて、勉強時間の最大化につながりました。
不安の解消のために、回数別を最後に解くつもりでしたが、要点集を頭に叩き込むだけで終わっています。
サポート教材として採用したもの


- 薬ゼミのゴロ集
- ネット
- 学生時代のノート
まとめ:正しい選択だったわけではない。
回数別や領域別の問題演習を選んでいたら、余裕をもって合格していた可能性もあるので、正しい勉強方法を選んだわけではないと思います。
ただ、不安に飲み込まれてしまったら、問題演習をやりきれたかはわからなかった状態でした。
私の状況としては要点集だったのだと思います。
問題演習こそ記憶定着に最適解の人がほとんどのはず。
自分の状況を整理した上で、一番納得できる勉強方法で走り抜けてください!