こんにちは!ゴロ助です。
この記事では、私が学生時代に10点弱足りず薬剤師国家試験に不合格となった経験をもとに、
「これが薬剤師国家試験に落ちる原因になったのでは」と感じた要素
についてご紹介します。
落ちる人の特徴が気になっている人や、反面教師にして落ちたくない人の悩みに答えます。
取り上げるのは、
『成績が伸びる人』の
「合格が危ぶまれる特徴」
・・・というよりは、
『成績が伸びない人』の
「“ギリギリ合格”するか“不合格”になるかの分かれ目の特徴」
に近いです。
以下の3つの視点から10個の特徴をまとめました:
こちらの記事では、メンタルの観点から、1つご紹介します。
勉強方法(7つ)
メンタル(2つ)
⑧テスト形式へ苦手意識ができていた
⑨諦めを強く感じてしまった この記事です
体調管理(1つ)
⑩体内時計が合っていなかった
はじめから読みたい方はこちら

いくつかの要素が重なったとき、結果的に「落ちるパターン」につながりやすいと感じた特徴です。
模試や本番前に「諦め」が生まれると集中力や理解力が著しく下がる。
- 「もうダメかも」と思っても、たった1点の差で結果は大きく変わる。
- 得意分野の出題や難易度の上下による“偶然のチャンス”を掴めるのは、最後まで諦めなかった人。
- あと一歩だけ踏ん張るかどうかが、合否を分けるターニングポイントになる。
⑨諦めを強く感じてしまった

諦めてしまうことは不合格者になりえる1つの大きな特徴です。
私は学生時代、最後の模試でE判定を取り、本番も10点弱足りずに不合格になりました。
ところが、合格した年は、それよりも悪い模試の成績から、
ギリギリですが合格できたのです。
この経験を通して、「諦めないこと」の大切さを心から実感するようになりました。
今回は、諦めないことを熱く語っている記事の補足として、
私が学生時代に特に「強く諦めを感じてしまった」2つのタイミングについて、
具体的なエピソードを交えてお伝えします。
本番前に「諦め」を強く感じた経験談
諦めを感じた背景
12月、毎日必死で勉強していた私は、少しずつ成績も上がっていると感じていました。
しかし、1月の統一模試Ⅲでは345点満点中の153点という結果。
判定はE──想像以上に厳しいものでした。
そのときの心境と影響
あまりのショックに、「落ちる未来」ばかりが頭に浮かび、
勉強も青本を開いては内容が頭に入らず、
資料を手にしては落ち着かず──
やってるようで、まとまりのない勉強ばかりしていました。
さらに、就職先が免許を必須としていなかったこともあり、

落ちても大丈夫かも・・・
という甘えが心のどこかにありました。
私の体感ですが、諦めた瞬間から、学習のスピードも記憶の定着も、目に見えて悪化しました。
たしかに、諦めると気持ちは少し楽になります。
でも、「しんどくても諦めない」姿勢こそが、自分を奮い立たせる原動力になる──
今ではそう思っています。
本番中に「諦め」を強く感じた経験談
諦めを感じた背景
1日目の1時間目、必須問題。
手応えは…正直、、



足切りされたかもしれない・・・
と思うほどの内容でした。
そのときの心境と影響
答案を提出した瞬間、頭に浮かんだのは、



この後の試験、もう意味ないかも
という考え。
休み時間も落ち着かず、事前に勉強の予定も決めていなかった私は、
気持ちが浮ついたまま試験を続けるしかありませんでした。
結果的に足切りにはなりませんでした。
あのとき諦めずに1問でも多く粘っていれば、全体の合格ラインを越えられていたかもしれない──
そんな後悔が今も残っています。
同じように「手応えがない」と言っていた友人の中には、
余裕で合格した人もいました。
本番では、「できなかった」と思っていても、
意外と正答していることはあるんです。
だからこそ──最後の1問まで、絶対に諦めないこと。
それがどれほど大きな差になるか、私は身をもって知りました。
成績下位者ほど諦めてはいけない理由
私独自の考えですが、成績下位者ほど、以下の2つの好条件を絶対に逃してはいけません。
“たまたまの好条件”をものにできるかどうかは、諦めない姿勢次第だと思います。
①たまたま得意分野が出る好条件を逃さない
模試や本番で出題される分野は運もあります。
そして、成績中位者以上であれば、
この運に合格が左右されることはありません。
しかし、成績下位者は、
この運を掴むのか掴まないのかで合否は変わります。
苦手な分野が出れば点は下がりますが、得意な分野が出れば点はグッと伸びます。
その“チャンス”をつかめる確率を最後にあげてくれるのは、諦めていないことです。
②難易度が高い年に当たる好条件を逃さない
難易度の高い年こそ、成績下位者は合格のチャンスがある気がしています。
あくまで私の個人的な考えですが──
試験の難易度が高い年ほど、難問では成績の差がつきにくくなり、
むしろ勝負の分かれ目は
「基本〜中程度の難易度の問題を確実に取れるかどうか」
になります。
難問に正解できる人が少なくなる分、合格基準点も下がる傾向があるため、
易しい問題を取りこぼさずに積み重ねることができれば、
たとえ成績が下位であっても、合格の可能性は十分あると思います。
諦めず、解ける問題を着実に解くことが、合格への近道です。
まとめ
未来を左右するような試験を前に、メンタルを保ち続けるのは本当に難しいことです。
私自身、ネガティブな状況に直面するたびに、
「大丈夫、大丈夫。落ちても仕方ないよ」と、
心を守るために諦めに逃げたこともありました。
でも──
そんなときこそ、あと一歩だけ頑張れるかどうか。
その小さな踏ん張りが、合否を分ける分岐点になることもあると感じています。
続いて、最後となりますが、薬剤師国家試験に落ちる特徴を「体調管理」の観点からご紹介します。

