勉強法を探し続ける人へ。不合格にならないための2つの方法

要点集

勉強方法を探し続けることは、知識の定着を妨げる。
解決策①:プロ(予備校講師など)に客観的な意見をもらう。
解決策②:勉強法を選んだ根拠を自分なりに言語化する。
不安を整理し、自分軸を持って進むことが成績向上の鍵。

目次

はじめに:勉強法を探し続ける“落とし穴”

こんにちは!ゴロ助です。

薬剤師国家試験の勉強をしていると、

今のやり方、本当に正解なんだろうか…

という不安で、誰もが一度は立ち止まると思います。

特に成績が伸び悩んでいる時期ほど勉強方法の悩みに陥りやすいものです。

「自分のやり方が間違っているのかも」と疑う気持ちが、別の方法への興味を生み、
結果として「方法さすらい人」状態に。

もちろん、自分に合っていない勉強法を続けるのは非効率ですし、成績も伸びづらいです。

でもそれ以上に、あれこれ迷っている状態が長期間続くと、

  • 復習のタイミングがつかめず、反復ができなくなる
  • いつまでも1つの教材を最後までやり切れず、全体構造が見えない
  • 調べることばかりに時間を奪われてしまう

つまり、“知識が定着しない”まま時間が過ぎていくという状況に陥ってしまうのです。

ゴロ助の不合格経験談

私もまさにその一人でした。

回数別がいい?
領域別がいい?
付箋勉強法?
過去問何周?章末問題?

毎日のように、方法を探し、迷って、悩んで。
気づけば「勉強法を調べる時間」がどんどん増えていきました。

今振り返ると――

“薬剤師国家試験 勉強法”と検索していた時間で、
薬の名前ひとつでも覚えたほうがよかった…

そう思います。

一つの方法に賭けるのが怖くて、あれもこれもと手を出して、
教材だけが増えていき、「やってる感」に逃げていたのかもしれません。

迷いから抜け出すための2つの対策

なかなか解決しづらい悩みですが、どのように対応すればいいのでしょうか。

対策案①「人に頼る」という選択肢を持つ

自分ひとりでは解決しづらい時こそ、第三者の視点が有効です。
特に、予備校の先生のようなプロに相談できる環境があるなら、ぜひ活用しましょう。

予備校講師の強みは、

  • 自分では気づけない視点をもらえる
  • 自分の状態に合った方法を一緒に整理してくれる
  • 長年のデータや傾向から、優先すべきポイントを教えてくれる

という点です。

なにより「プロに決めてもらった」と自分がより納得して進むことができると思います。

予備校の授業の機会がある人は、休み時間を利用して、先生に聞いてみましょう。

以下の2つを準備して質問に行けば、きっと実りあるヒントがもらえるはずです。

  • 自分が何を聞きたいのか整理すること
  • 模試があれば、持っていくこと

もし、授業に参加していない人でも、
予備校に直接問い合わせて面談をお願いすることも可能です。

業務外の可能性もあるので、
事前に電話で勉強方法を聞きに行くことが可能かどうか確認すると安心です。

②根拠をもって、勉強法を選ぶ

自分の中で「これでいく」と納得できるように、
勉強法を選んだ理由を言語化することは、大きな支えになります。

また、言語化することで、勉強方法の本質を考えることができます。

私がE判定で焦りまくっていた頃に行った“自己整理の流れ”をご紹介します。

勉強法を選ぶための5ステップ

STEP
自分の状況の棚卸し

残された時間、自分の現時点の知識や能力、経験から予測される所要時間、弱点等の把握

STEP
合格のために到達するべき地点の確認 

模試の確認、過去問をやってみる、出題要綱を確認するなど

STEP
検討中の勉強法のメリット・デメリットを洗い出す

自分の状況に合わせたメリットデメリットをあげます。
(例:今の自分には時間が足りないから、この量はできない。この量だと自分には知識が不足してしまう。)

STEP
デメリットの補完方法を考える

他の手段でデメリットを保管できないか考えます。(例:覚えるまでに時間がかかりすぎるから、ゴロを活用する)

STEP
納得した上で方法を選択する

納得感が迷わずに進むために重要です。

このように段階を踏んで「自分で選んだ」と思えると、不安に引っ張られなくなります。

私は「今やるべきことは決まってる」と、
ぶれずに当日まで走り切ることができました。

結局、このときに間違った方法を選ばないためにも、プロに頼る手段も大切です。

まとめ:不安は消せない。でも、整えることはできる。

勉強法の迷いは、合格への道のりの中で避けて通れない悩みかもしれません。

でも大事なのは、「不安に振り回されないための選び方」を持つことです。

  • 一人で抱え込まず、人に頼る
  • 「選んだ理由」を言語化する

それだけでも、勉強への集中度は確実に変わります。

あなたの勉強法に「」を持たせる一歩になれば幸いです。

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