不安や比較は合格に不要なノイズ
今、この瞬間からでも遅くない
こんにちは!ゴロ助です。
この記事では、私が薬剤師国家試験に合格するために「本当に必要だったこと」について、お話しします。
私は、合格した年、国試1か月前の統一模試Ⅲで「E判定」でした。
実は現役時代も同じ統一模試ⅢでE判定だったのですが、不合格でした。
合格した年は、大学卒業からしばらくたっており、
国試の勉強に長期間触れていない状態での受験だったので、
現役時代よりもよっぽど不利な状況でした。
最終的にギリギリでも合格できたのは、最後の最後まで、真に「諦めなかった」ことが非常に大きいです。
2日目の試験終了合図が鳴るその瞬間まで、私は合格することだけを考えていました。
「諦めないことが大事」なんて、耳にタコができるほど聞いたと思います。
合格した先輩たちも言っているし、
白髪のあの先生も言ってたし・・・

あきらめたら そこで試合終了ですよ・・・?
私自身、焦っているときにそんな言葉を聞いても、



そんなこと!わかってるよ!!!
と心の中で叫んでいました。
でも、「“本当に”諦めない」というのは、案外難しいことです。
「合格したいと願うこと」と、
「合格を諦めないこと」は、少し違います。
私の考える“諦めない”とは、
不安に支配されず、残された時間すべてを、「合格するためだけ」に使うことです。
私は、不合格だった年はずっと不安でした。
この模試の成績じゃ間に合わないかもしれない
落ちてしまったらどうしよう
1日目が手応えなかった、2日目も解けないかも、、
合格する未来が見えない
そんなことばかり考えていた私は、合格したい気持ちはあっても、
すでに少し諦めていたんだと思います。
合格できた年、手応えは正直最悪でした。
それでも落ち込むのは試験が終わってからにしました。
2日目、最終コマの



鉛筆を置いてください
あの瞬間まで、不安に費やせる時間は、一切ありませんでした。
落ち込む時間は2日目に終わった後にいくらでもあるのです。
「諦めない心」は、最大の武器になります。
「諦めた自分」と「諦めなかった自分」
この2人を比べたとき、どちらのほうが得点できそうな気がしますか?
とはいえ、不安な気持ちを消すのは難しいですよね。
でも、E判定でも、最後の1か月で合格した人が、ここにいます。
合格が遠く感じる時ほど、諦めたくなる気持ちは強くなると思います。
でも、そんな時ほど、諦めないことで得た1点が合否を分ける可能性が高いのです。
ちなみに、「諦」という漢字には、
「物事を明らかに見る、現実を見つめる」という意味もあるそうです。
現実を受け入れるのは、試験が終わってからでも間に合います。
ちょっとさぼってしまった人も、たっぷりさぼってしまった人も、
「今からやる」と決めれば、遅くはありません。
だから、残った時間の使い方を決めたら、今は迷わず、無心で、前に進みましょう。
勉強法に不安がある人は、信頼できる先生や友人に一度相談してみてください。
国試に落ちたってどうとでもなります。
ただ、今はその未来を考える必要はありません。
合格するために、「諦めずにやる」。
それだけです。
絶対に、諦めない。
不安はここに置いて、
国家試験2日目 3時間目終了の瞬間まで走り抜けてください。